全米売上No.1のスコッチエールにして、ブリュワリーの“Brewed for us”精神を決定付けた定番商品。7種のモルトを使用したリッチかつ強烈な味わい、ほんのりとしたピート/スモーク
香にホップの苦み。Dirty Bastardの名に相応しい傑作ビール。2000年に初リリースされ、“extreme beer”ブームの立役者となったビールの1つである。
創業から3年後の2000年、Founders Brewing Co.は倒産の危機に瀕していた。地主には“1週間以内に賃料を払わなければドアにチェーンを掛けて締め出す”と宣告され、国の税金もしばらく納めていないような状況だった。彼らは失敗したのだ。しかし失敗は時に、人を向こう見ずで挑戦的にする。共同創業者のMike EngbersとDave Stevensの2人は、追い詰められた末に“どうせ倒産するのなら自分たちが飲みたいビールを造ろう”と考えた。それまで醸造していたペールエール・アンバーエール・ウィートエールを全て止めて、アルコール度数8.5%のスコッチエール“Dirty Bastard”を醸造したのである。それからというものの急激に評価が高まるようになり、倒産の危機を逃れることが出来たのだった。
グラスに注ぐとダークルビー色にこげ茶のヘッドが乗る。アロマはキャラメル、ダークフルーツ、レーズン、トフィーといったモルトが主張し、わずかにシトラスが見え隠れする。口に含むとモルト由来の官能的な甘みが押し寄せ、トフィー、プラムやタバコのようなスモーク感へと続く。フィニッシュはスモーキーで苦みを感じ、わずかにアルコールの温かみが残る。
“スコッチエールというスタイル(スコッチエール(Scotch Ale)は19世紀のスコットランド・エジンバラで発祥したと言われるストロングエール。Wee Heavyという名でも知られる。一般的に深い銅褐色〜ブラウン色をしたフルボディーのビールで、ローストモルトのフレイバーを主体とする)を知らなくてもDirty Bastardと恋に落ちてしまう人が多いよう。大胆で強烈な味わいが好きならね”とDaveは述べる。
All Day IPA、Centennial IPAに続くブリュワリー3番目の人気商品であり、Founders Brewing Co.のビール造りにおける姿勢を体現した逸品。
商品仕様
製品名: | ビール |
---|---|
JANコード: | 642860700074 |
メーカー: | Founders |