リッキンホールクリーククラフトブルワリーは、グーチランド群にあるバージニア州初のファームブルワリー(農場兼醸造所)です。東京ドーム10個分以上にわたる広大でのどかな農場で、数々の賞を受賞するビールを作っています。ボタンを押してビールが出てくるような機械なんて持っていなくて、少量生産、自産自消、そして希少価値が存在意義です。
小麦と麦芽をはじめ、ホップ、ベリー、南瓜など、ビールを用いる材料の大半を自社農場で栽培しています。自ら栽培できない材料はなるべく地元の農場や世界各地にある貧困な農家から調達しています。そして、お水を守るように日々心がけています。敷地内にあるリッキンホール川から汲み取り、排水を綺麗にして戻すという、持続的な水質管理を行っています。もちろん、こうすることでビール醸造に時間がかかります。さらに、一部のビールをケンタッキー州産のバーボン樽などで、長ければ半年も熟成するビールもあります。
社名は、農場の敷地内にゆるやかに流れるリットルリッキンホールクリーク(小川)に対する敬意を示して命名しました。この川はアメリカ植民地時代の前から、現地の野生動物が水分補給をしていた場所として知られてきました。その伝統を継続する所存です。

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