シガーシティは、アメリカ・フロリダ州の観光都市タンパにて、生粋のフロリダっ子ジョーイ・レッドナーにより2007年に創立されました。タンパの街の個性的な文化、歴史、そして食を世界に紹介したいという思いでオープンしたこのブルワリーは、90年代からアメリカ南東部でビール造りを行っていたウェイン・ワブルズをブルーマスターとして迎え、2008年より本格的に製造を開始しました。
フレーバーの新たな可能性を求める2人は、「フロリダらしさ」をビールに反映させることに辿り着きました。リゾート地として有名な南国フロリダのトロピカルなフレーバーが効いた「ハイアライIPA」、そしてキューバの食文化から影響を受けたブラウンエールやインペリアルスタウトは、瞬く間にアメリカ国内だけでなく世界中で高い評価を得ることとなりました。2009年グレートアメリカンビアアワード Barrel Aged Beer部門での金賞受賞に続き、アメリカの 様々な大会で、フロリダ文化の影響を強く受けたシガーシティのビールは数多くの審査員や観客を魅了してきました。また、ビール評価サイトRatebeer.comでは、2010年以降「Best Brewers In The World」に毎年選ばれており、さらに2016年以降はそのトップ10位内に君臨し続けています。

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