学生時代にヨーロッパで飲んだあのおいしいビールをアメリカでも飲みたい！という思いを実現するため、ハーバード大学でクラスメートだったビール好きのダン・ケナリー、リッチ・ドイル、ジョージ・リゲティはハープーンを創業。1986年、ハープーンはマサチューセッツ州第一号のブリュワリーとして登録されました。そこにカリフォルニア州立大学で発酵化学を修得したラス・ハイスナー加わりました。彼が考案したHarpoon Aleがハープーンの第一号ビールとなり、バルク生産が始まりました。そこから35年、西海岸のクラフトビールの先駆者として第一線で活躍し続けています。
1988年には、シナモンとナツメグを投入したニューイングランド初の季節限定ビールHarpoon Winter Warmerが登場。当時、スパイスの入ったビールは市場に流通しておらず彼らのアイディアは常識破りでした。しかしながら、Harpoon Winter Warmerは寒さの厳しいニューイングランドの風物詩となるほどお客様に愛される商品になりました。
また、1990年にはHarpoon Octoberfestを販売開始。こちらの企画も大成功を収め、30年以上たった今日でも毎年Octoberfestは開催されています。
1993年には、Harpoon IPAが誕生。当時IPAは東海岸以外ではほとんど流通していなく、西海外のお客様がIPAを受け入れてくれるか不安な中、販売開始。予想を超えるほど、Harpoon IPAはお客様に支持され、ベストセラーアイテムになるまで売り上げを伸ばしました。
2000年には、お客様からの需要に応えるためバーモント州・ウィンザーにあるブリュワリーを購入しました。生産量を増すことでより多くのお客様にハープーンのビールをお届けしています。
市場に左右されず型破りな新商品を作り続けることで東海岸にクラフトビールを広めたと言っても過言ではないハープーン。現在ではアメリカで15番目の規模を誇るブリュワリーまで成長しました。今後さらなる活躍が期待できるブルワリーです。
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